hololive ホロライブ - VTuber Group
カバー株式会社が運営するVTuberグループ「ホロライブ」の公式グループチャンネルで、登録者292万人・総再生約24.3億回を誇る。3Dアニメ「ホロぐら」や公式企画配信を軸にグループ全体の一次窓口として機能する。運営元カバー社はFY2025に売上高434億円・前年比43.9%増を達成しており、VTuber業界においてエンタメIP企業としての成長が顕著である。
規模と現在地
公式グループチャンネルの登録者数は292万人、総再生回数は約24.3億回、公開動画数は2,008本[1]。ホロライブJP・EN・ID・DEV_ISなど複数のサブグループを傘下に持つカバー社の旗艦チャンネルとして、各タレント個人チャンネルへの誘導口および公式コンテンツの発信拠点を担っている[3]。チャンネルの主力コンテンツは週次更新の3Dショートアニメ「ホロぐら」と各種公式企画配信で、個人チャンネルとは異なるグループブランドとしての性格が強い[1]。チャンネル説明文が日英バイリンガル対応である点からも国際展開を前提とした設計が見て取れる[1]。
成長の構造
運営元カバー株式会社のFY2025(2024年4月〜2025年3月)は売上高434億円(前年比+43.9%)・純利益55.6億円(同+34.4%)と大幅増収増益を達成した[2]。FY2026第1四半期(2025年4〜6月)も売上高99.3億円(前年同期比+50.1%)・営業利益9.7億円(同+16.5%増)と増収増益が継続している[3]。収益の最大柱はマーチャンダイジング(物販)セグメントで、FY2025の同セグメント売上は205億円・売上全体の47.3%を占め、前年比+64.6%増を記録した[2]。2024年9月にローンチした「hololive OFFICIAL CARD GAME」が想定を大幅に超える販売実績を上げたことが直接要因と報じられている[2]。
事業ポートフォリオ
グッズ・TCG・ライブ・音楽・ゲームへの多角化が着実に進んでいる。QualiArtsとの共同開発による公式スマートフォンゲーム「hololive Dreams」のグローバル同時リリースが計画されており[3]、音楽面では2026年7月に音楽レーベル「hololive RECORDS」の設立が発表されている[4]。リアル店舗展開も拡張しており、2025年5月には関西初出店となる「hololive production official shop in Osaka Umeda」のオープンが告知された[6]。中期経営目標として2030年3月期に売上高1,000億円・営業利益250億円以上の達成が掲げられており[2]、IP多角化が成長戦略の核と位置づけられている。
直近の動き
2026年3月6〜8日、幕張メッセを会場にグループ史上最大規模のイベント「hololive SUPER EXPO 2026」および「hololive 7th fes. Ridin' on Dreams」が初の3日間開催で実施された[5]。音楽面では、Secret Society holoXが2026年4月8日に1stアルバムをリリース、ReGLOSSが2025年11月に2ndアルバムをリリースし同年12月16日に有明アリーナでのライブを実施した[4]。2025年7月5日にはロサンゼルス・ドジャースとの協同イベント「hololive night」が現地で開催され、プロスポーツ分野との連携事例として注目された[7]。
論点とリスク
先行投資(研究開発費等)の増加が利益水準を圧迫しうるとの指摘があり[3]、中期目標の達成には増収と利益率の両立が引き続き課題となると見られる。TCGなど一部商材の好調が持続的な需要に基づくものかについては今後の販売推移で判断される見通しである[2]。また、タレントの活動停止・卒業はVTuber業界全体に共通するリスク要因であり、グループとしての総合力の維持が長期的なブランド価値を左右すると見られる。
注目ポイント
2026年7月以降、「hololive STAGE World Tour '25 -Synchronize!-」としてシドニー・香港・バンクーバー・ニューヨーク・クアラルンプールの5都市での海外ライブが予定されており[8]、グローバルファンへの直接アプローチが本格化する局面に入りつつある。音楽レーベル「hololive RECORDS」の始動[4]とも相まって、エンタメIP企業としての総合的ブランド構築が加速する段階に入ったと見られる。公式チャンネルは各サブグループの共通接点として、引き続きグループ全体の認知拡大に貢献することが期待される[1]。
出典 8件
- アマノメ台帳(YouTube Data API 計測値・当サイト) (2026-06-14)
- ログミーファイナンス「カバー、売上高・営業利益ともに大幅増、マーチャンダイジング分野のhololive OFFICIAL CARD GAMEの販売が好調」 (2025)
- Mogura VR News「ホロライブ運営のカバー、売上高前年同期比50%成長 VTuber事業の多角化とグローバル展開を加速」 (2025)
- カバー株式会社 2026年ニュース一覧 (2026)
- ホロライブプロダクション「hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams 開催発表」 (2025-12-08)
- PR TIMES「関西エリア初出店!hololive production official shop in Osaka Umeda オープン決定」 (2025-05-29)
- ホロライブプロダクション「ロサンゼルス・ドジャースとのコラボ企画hololive nightイベントレポート」 (2025-07-31)
- 日刊VTuberこれくしょん「2026年6月 最大手VTuber事務所2社をざっくり解説」 (2026-06)
SNS横断
YouTube 詳細
チャンネル概要
登録者・再生数の推移
デイリー統計 ・ YouTube推定収益
TikTokは Creator Rewards で収益化できますが、公式が単価を非公表のため金額は算出していません(条件: 1万フォロワー+30日10万再生+1分超動画)。
Instagramは再生数ベースの広告収益分配が無く(収益はサブスク・ブランド案件中心)、再生数収益の推定対象外です。